KISSER
1990年1月26日/静岡県大井川町出身
スキンヘッドと髭。
独特の雰囲気と愛嬌のあるキャラクターで、老若男女に人気がある。
プロマジシャン。
15 歳から独学でマジックを学ぶ。
至近距離で観客に魅せるクロースアップマジックを得意とし、不思議で楽しい空間を演出。
2016 年には風貌とオリジナリティーの高いマジックを評価され、Mr. マリック & マギー司郎厳選次世代マジシャン神業列伝に出演する。
パフォーマンスのみならず、マジックのワークショップや個人レッスンも行っている。
First Meet
マジックとの出会い
小さい頃は好奇心旺盛で、毎日友達と外で遊んでいる子供だった。
でも、気づいたら人とコミュニケーションを取るのが苦手になっていて、そんな頃にマジックと出会った。
その頃はクラスメイトにマジックを見せて友達を作っていた気がする。そこからその友達が「こいつマジック出来るんだぜ!」って紹介してくれたりして。もしマジックが無かったら寂しい学校生活を送っていたに違いない。マジックありがとう。
僕には、マジシャンを職業にしようと思った理由が3つある。
3-Concept
マジシャンを職業にしようと思った3つの理由
1. 大学に入り早々に始めた就職活動
広告関係に興味があったので、とりあえず広告会社のセミナーを聞きに東京に行った。
しかし、セミナーの内容、受けている学生の質問の質の高さに圧倒され、断念した。
2. 学生時代にしていた3つのアルバイト
僕は、学生時代に コンビニ・スーパー・ゲームセンターでアルバイトをしていたが、この全てのアルバイト先でご迷惑をお掛けした。コンビニでは「君、声が小さい、元気ある?」と、異例の“入り口で挨拶”という仕事をさせられていた。
スーパーの品出しでは、適当にやり過ぎてクビになり、ゲームセンターでは、要領が悪過ぎて「君は病気かもしれないねぇ」と店長に笑われた。
今思えば、当時はどれもやる気がなかったように思う。
バイト中もマジックの事ばかり考えてたし。本当にすみません。
3. 居酒屋でチップを頂きながらマジックをした経験
大学時代に「友達以外にもマジックを見せたい」と思い、友達に紹介してもらった居酒屋でチップを頂きながらマジックをした。そこで大量の場数を踏ませてもらったことにより、マジックも徐々にウケ始め、チップも思ったよりもらえるようになった。
そして、いつの間にかバイトで稼げる額を余裕で超え、マジックだけで生活していけるんじゃないか?と思った。就職活動やバイトの経験から、サラリーマンは無理そう。そして何より、マジックをしている時や考えてる時が一番楽しい。
これらを踏まえ、両親の反対などもあったが「よし、プロマジシャンになるか!!!」と、決意した。
そして、大学卒業と同時に頭を剃り、髭を伸ばした。プロマジシャンになってからは静岡市に引っ越し、応援してくれる多くの方の支えがあり、生活ができている。今では両親も応援してくれている。やったー!このまま、一生マジックで生活したい。
プロマジシャンをしていたおかげで出逢えた人や、経験がたくさんあって、それは僕の財産になっている。
そして、同じように僕も、もっと皆様の、マジック業界の、財産になりたい。