KISSER 1990年1月26日/静岡県大井川町出身
小さい頃は好奇心旺盛で、毎日外で友達と遊んでいる子供だった。でも、気づいたら人とコミュニケーションを取るのが苦手になっていて、そんな時にマジックと出会った。その頃はクラスメイトにマジックを見せて友達を作っていた気がする。そこからその友達が「こいつマジック出来るんだぜ!」って紹介してくれたりして。もしマジックが無かったら寂しい学校生活を送っていたに違いない。マジックありがとう。
僕にはマジシャンを職業にしようと思った3つの理由がある。
一つ目・大学に入って早々、就職活動をした。広告会社がいいなと思っていたので、とりあえず、広告会社のセミナーを東京に聞きに行ってみた。僕は、そこで話している内容、受けている学生の質問の質の高さに落ち込んだ。「俺には生きてる意味がない」と思った。
二つ目・学生時代に3つくらいアルバイトをしていた。コンビニ、スーパーの品出し、ゲームセンター。
僕は、全てのアルバイトで皆さんにご迷惑をお掛けした。コンビニは「君、声が小さい、元気ある?」と、異例の入り口で挨拶をさせられていたし、スーパーの品出しは適当にやり過ぎてクビになり、ゲームセンターでは要領が悪過ぎて「君は病気かもしれないねぇ(笑)」と店長に言われた。今思えば、当時はどれもやる気がなかったんだろうなあと思う。バイト中もマジックの事ばかり考えてたし。本当にすみません。
三つ目・大学時代に友達以外にもマジックを見せたいと思い、友達に居酒屋さんを紹介して貰って、チップを頂きながらマジックをさせて貰った。そこで大量の場数を踏ませて貰ったことによってマジックも徐々にウケるようになってきて、チップも思ったより貰えるようになり、バイトで稼げる額を余裕で超えていた。マジックだけで生活していけるんじゃないか!そう思った。(激甘)
就活やバイトの経験から、サラリーマンはなんか無理そう。やっぱり、マジックやってる時や考えてる時が一番楽しい。
よし、プロマジシャンになるか!!!両親の反対などもあったが、決意した。
そして、大学卒業と同時に頭を剃る。プロマジシャンになってからは、静岡市に引っ越し、たくさんの方の支えがあってマジックで生活出来ている。今では両親も応援してくれている。やったー!
このままマジックで一生、生活したい。プロマジシャンをやっていたから出逢えた人や経験はたくさんあって、それは僕の財産になっている。僕ももっと皆様の、マジック業界の財産になりたい。